マルボロ、ラークなどの紙巻タバコの販売が終了する！？アイコス利用者拡大へ

タバコ業界最大手の米フィリップモリスのアンドレ カランザポラスCEOは、iQOS（アイコス）の販売を英国で行うことを発表しました。加え、いつか従来の紙巻たばこの販売から退き歩むことができるとイギリスラジオ放送のインタビューで述べました。

WHO（世界保健機関）加盟国のたばこの使用を削減する目標が立てられているが、2025年までに目標が達成する可能性は低い見込みにある。しばらくは、紙巻きたばこから撤退するのは難しいようです。フィリップモリスは、従来タバコの販売からアイコスへと切り替え、出来る限りのことをしていくとのこと。

 フィリップモリスの紙巻たばこの銘柄は、マルボロやラークが有名だが、加熱式タバコ「iQOS（アイコス）」が導入され、身体への悪影響や煙のにおいが少ないなどの理由からアイコスへの移行が進んでいる。

アイコスは、タバコ葉を燃やすことなく、加熱することで、発生する有害物質を9割がカットしている。そのため、身体への影響は紙巻きたばこの1割で済むことから、喫煙者への身体への悪影響、周囲の人への影響が少ない。

フィリップモリスの予想を上回るほどの人気を見せ、売り切れ続出のアイコスだが、現在は、日本、イタリア、スイスなど10か国以上でアイコスが販売されており、年末までに20か国で販売を開始し30か国以上で販売することを計画している。

参考元 Philip Morris CEO: Cigarette Production Could End Someday - WSJ